Shopify Scripts が完全に廃止
Shopify Scripts が完全に廃止。2026年4月15日に編集・公開が停止し、6月30日に全 Scripts の実行が停止した。代替は Shopify Functions で、割引・配送・支払いのカスタムロジックはそちらへ移行が必要。
変更前
Shopify Scripts(Script Editor アプリ)で、割引・配送・支払いのカスタムロジックを Ruby で記述して動かせた。
数量割引、条件付き送料無料、支払い方法の出し分けなど、標準機能では表現できない条件を店舗ごとに実装する手段として使われていた。歴史的には Shopify Plus 向けの機能である。
変更後
- 2026-04-15: Scripts の編集・新規公開が不可に
- 2026-06-30: 全 Scripts の実行が停止
代替は Shopify Functions。割引・配送・支払いの各機能が Scripts の用途を置き換えられるよう拡張された。移行対象の洗い出しには、Shopify 管理画面の「Shopify Scripts customizations レポート」が使える(廃止前に有効だったカスタマイズを一覧化し、対応する Functions のドキュメントやアプリを提示する)。
影響
これは「予告」ではなく、すでに実行が止まっている変更である(本ページ作成時点で廃止から約3週間)。Scripts を使っていた店舗では、以下がすでに動作していない可能性がある。
- 数量割引・セット割引などのカスタム割引ロジック
- 条件付きの送料無料、配送方法の出し分け
- 支払い方法の出し分け・非表示
止まっても管理画面にエラーは出ない。 割引が適用されないまま注文が通り、送料が想定と違う金額で確定する。売上への影響が発生してから気付く類の障害なので、Scripts を使っていた記憶があるなら、まず実際の注文で割引・送料・支払い方法の挙動を確認すること。
移行先の Shopify Functions は Ruby ではなく WebAssembly(Rust や JavaScript からコンパイル)で書く。Scripts のコードをそのまま持ち込むことはできず、実装のやり直しになる。開発リソースが確保できない場合は、同等機能を持つ公開アプリで代替するほうが早い。
なお Scripts は歴史的に Shopify Plus 向けの機能だったが、この廃止告知にプラン限定の記述はない。
移行はコードの移植ではなく作り直し
移行先の Shopify Functions は Ruby ではなく WebAssembly(Rust や JavaScript からコンパイル)で書く。Scripts のコードをそのまま持ち込むことはできず、実装のやり直しになる。
開発リソースが確保できない場合は、同等機能を持つ公開アプリで代替するほうが早い。移行対象の洗い出しには、管理画面の Shopify Scripts customizations レポートが使える。廃止前に有効だったカスタマイズを一覧化し、対応する Functions のドキュメントやアプリを提示してくれる。
なお Scripts は歴史的に Plus 向けの機能だったが、この廃止告知にプラン限定の記述はない。
まず確認すべきこと
- 実際の注文を1件通して、割引・送料・支払い方法が想定どおりかを見る
- 管理画面の Scripts customizations レポートで、止まったカスタマイズを一覧化する
- 売上と平均注文単価を廃止日の前後で比較する。割引が効かなくなった場合は単価が上がり、送料が変わった場合は転換率が下がる
- 移行の実装を始める前に、公開アプリで代替できないか確認する