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Google Gemini API

提供中 API / 開発者向けプラットフォーム

Google Gemini API の有料枠は商用利用可+プロンプトは学習に使われない。無料枠は製品改善に使われ得る。Vertex AI は別枠でより厳格。

Google Gemini API は Google AI Studio 経由で提供(無料+有料)。有料枠ではプロンプトと応答は学習に使われない。 無料枠は Google 製品改善に使われ得る。Vertex AI はエンタープライズ向け別サービスで、既定でより厳格な扱い。

解説と実務上の注意

無料枠と有料枠でデータの扱いが変わる

Google の API で最も重要な点です。「API だから学習に使われない」という理解は、Google では成立しません。

  • 無料枠: 入出力が Google のプロダクト改善(機械学習を含む)に使用される。人手によるレビュー・注釈が入る場合もある
  • 有料枠: プロンプトも応答も学習に使用されない。禁止用途ポリシー違反の検出と法令遵守のためにのみログ保持

OpenAI APIAnthropic API無料・有料の別なく既定で学習に使わない設計なので、Google だけ構造が違います。

検証を無料枠でやって、そのまま本番に移行するという進め方をすると、検証段階のデータが学習に使われた状態になります。機密性のあるデータを扱うなら、最初から有料枠を使うべきです。

EEA・スイス・英国向けは有料枠が必須

見落とされやすい制約です。EEA(欧州経済領域)・スイス・英国のユーザーに API クライアントを提供する場合、有料版の利用が必須とされています。

「無料枠で作って公開したら、欧州のユーザーが使い始めた」という状況は規約違反になり得ます。提供対象地域を最初に確認してください。

出力の権利

Google は生成されたコンテンツの所有権を主張しません。ユーザーが出力を所有します。

ただし 「Google が他の利用者にも同じか類似のコンテンツを生成し得ることを承認する」 と明記されており、出力の一意性は保証されません。

消費者向け Gemini とは別製品

検索で混同されやすい点です。消費者向けの Gemini アプリと、この Gemini API は別製品です。消費者向け無料版も既定で学習に使われ、Workspace の有料版は使われません。

Google の場合、確認すべき軸が3つあります。

  1. 消費者向けか API か
  2. API の中でも無料枠か有料枠か
  3. 提供対象地域に EEA・スイス・英国が含まれるか

他社より条件分岐が多いので、「Google だから安全」「API だから安全」という単純化は避けてください。

商用利用

商用利用自体に包括的な制限はありません。地域制限(利用可能地域内であること、EEA 等への提供には有料版が必要)が実質的な制約になります。

基本情報

スラッグ
google-gemini-api
種別
API / 開発者向けプラットフォーム
ステータス
提供中
最終確認日
2026-07-23
公式サイト
https://ai.google.dev

権利

項目 条件 出典 確認日
commercial_use_allowed Gemini API Additional Terms 2026-07-23
output_ownership Gemini API Additional Terms 2026-07-23
training_use_of_input 条件付き 無料枠の入出力は、機械学習を含む Google のプロダクト改善に使用される。人手によるレビュー・注釈が入る場合もある。有料枠はプロンプトも応答も学習に使用されず、禁止用途ポリシー違反の検出と法令遵守のためにのみログ保持される。なお EEA・スイス・英国のユーザーに API クライアントを提供する場合は有料版の利用が必須。 Gemini API Additional Terms 2026-07-23

制約

項目 条件 出典 確認日
api_available Gemini API Pricing 2026-07-23

一次情報

よくある質問

Q. Gemini API の無料枠で入力したデータは学習に使われますか?
使われます。無料枠は入出力が Google のプロダクト改善(機械学習を含む)に使用され、人手によるレビュー・注釈が入る場合もあります。有料枠は学習に使用されません。
Q. OpenAI API や Anthropic API と同じ条件ですか?
違います。OpenAI と Anthropic は無料・有料の別なく既定で学習に使いませんが、Google は無料枠のみ学習に使われます。この構造の違いは Google 固有です。
Q. 欧州のユーザーにサービスを提供できますか?
有料版が必要です。EEA・スイス・英国のユーザーに API クライアントを提供する場合、有料版の利用が必須とされています。
Q. 出力の権利は誰のものですか?
ユーザーが所有します。Google は所有権を主張しません。ただし他の利用者にも同じか類似の出力が生成され得ることが規約に明記されており、一意性は保証されません。
Q. 消費者向けの Gemini と同じですか?
別製品です。消費者向け Gemini アプリも既定で学習に使われますが(Workspace 有料版を除く)、API とは規約が異なります。混同しないでください。

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